[C#][VB.NET]マイナス値対応の桁数を指定した切り上げ

切り上げを行うには「Math.Ceiling」を使用します。

切り上げのサンプルコード

マイナス値を切り上げる際の注意

Ceilingで負数の切り上げを行うと結果が「0に近づき」ます。計算対象によっては「0から遠ざかる」のが正解の場合もあり、その場合は「Floor」を使用します。 「Floor」を使用するのはマイナスの場合のみです。プラス値に対し「Floor」を使用すると切り捨てになります。 次の表はマイナス値のCeilingとFloorの結果比較です。
切り上げる前の値 Ceilingの結果 Floorの結果
-0.1 0 -1
-0.9 0 -1
-1.1 -1 -2
-1.9 -1 -2

マイナス値切り上げのサンプルコード

小数部の桁数を指定した切り上げ

「Ceiling」は桁数の指定ができないため、自分で計算する必要があります。 次のサンプルは桁数を指定した切り上げと、引数に桁数を指定できる切り上げ関数です。

サンプルコードのダウンロード

サンプルコードの実行には Microsoft Visual Studio 2015 以上のバージョンが必要です。 2015以外のバージョンではプロジェクトを開いた際にファイルの変換が必要な場合があります。その場合は変換後に実行してください。

検証環境

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