PostgreSQL - NULL を ISNULL、NVL、IFNULL のように変換する方法

PostgreSQL では COALESCE 関数を使用します。

主要データベース の NULL変換関数

データベース名 関数名
PostgreSQL COALESCE
SQL Server COALESCE, ISNULL
Oracle COALESCE, NVL
MySQL COALESCE, IFNULL

COALESCE 関数の使い方

SELECT COALESCE(項目名, NULL のときに返したい値) FROM テーブル名;

COALESCE 関数の高度な使い方

COALESCE は複数の項目を渡せます。左側から順番に値がチェックされ、最初に登場する 「NULL ではない値」が返されます。
SELECT COALESCE(項目名1, 項目名2, 項目名3 ... , NULL のときに返したい値) FROM テーブル名;

COALESCE関数の使用例

SELECT COALESCE(NULL, 100);
-> 結果 = 100
※200 ではなく、100 が返ります。
SELECT COALESCE(NULL, NULL, 100, 200);
-> 結果 = 100

サンプルコードの実行結果(pgAdmin4)

pgAdmin4-サンプルコードの実行結果 pgAdmin4-サンプルコードの実行結果

検証環境